こんにちは。
投稿をお読みいただきありがとうございます。
あなたは、自分に自信がありますか?ありませんか?自分が好きですか?
今、自信を持てずに悩んでいる方が多くいます。
自信というのは、自分に価値があると信じる事です。
自信とは↓
http://自信とは – コトバンク (kotobank.jp)
自己肯定感の話は、最近よく聞きます。
言い換えれば、自分が好き、自分を信じられる事。
私はこれがなかったためにたくさん苦労をしてきてしまいました。
半世紀生きてきて思いますが、自己肯定感というのはとても大事だなと思います。
昔の日本の風潮は、自分を好きなんて言う人はナルシストなんて言われてちょっと変わっている取り扱いだったんですが、
実は、それって正しかったんだな。なんて思います。
自信、自己肯定感、これに関する記事をネットで調べると、
自己肯定感とは・・・
日本人は海外に比べて・・・
自己肯定感を高めよう、低いから・・
自己肯定感が低い人の特徴・・・
などの記事がたくさんでています。
専門家の記事があるので私は細かいご説明は省略いたしますが、
私自身が心を克服して人生が変わりました。自分で自信がないというところから抜け出す事ができたんですね。
なので、私の視点から、お伝えしたいと思います。
もしあなたが、
自分に自信が持てなくて苦しい。
なんとかしたい。
と思っていたら、
私の経験がお役にたてるかもしれません。
この投稿が参考になったら嬉しいです。
自分に自信が持てなかった理由
あなたは、子供の頃の事を覚えていますか?
親や、兄弟、親戚など、あなたは幼少期に、たくさんの人と関わっていて、いろんな事を学習しています。あなたの育った環境はどういうものでしたか?
私の家は大変厳格な父で、母も黙って父に従う家庭でした。
父はすでに他界していますが、当時は気性が荒く、私達姉妹は父の機嫌にふりまわされる事が日常でした。家庭は子供にとっては良いとはいえない環境でした。
私の場合は、育った環境が、自分の気持ちを表現できない、意思を表せなかったので、それが私の性格に影響していたんです。
価値観は物事の解釈に影響する
価値観は、生まれてから6歳くらいまでの間に、人はいろんな事を学習し価値観がつくられます。
親との関わり、教育、成長過程の環境がとても影響しています。
子供は、親から言われた事、兄弟との関係、社会との関わり方など、スポンジのように吸収していきます。
この時期の影響を大きく受けて人格形成され成長します。
自信が持てない人というのは、子供の頃から、人と比べられる環境にいた可能性があります。
人と比べられるので、常に人よりできるか、できないかで物事判断するようになります。
あるいは、いつも親から叱られたり、否定されたり、過度な干渉も関係します。
否定されると、子供は自分がダメな人間なんだと思ったり、親が干渉しすぎて自分の意思を出さなくなったりします。
自分という軸もわからないまま、成長していきます。
「私はこれでいいんだ」という確信が持てないまま成長するので、心が不安定になります。
そのまま大人になり、無意識に人と自分を比べて、自分は出来ないとすぐに自分を卑下し、
自己否定をしてしまうようになります。
・・・私のパターンでした。昭和に生まれた方はこのような環境は多いと思います。
自信がない時の心の状態
自信を持てないので、こんな事をいつも気にしていました。
・人からどう思われるか。
・人から認められたい。
・他人が評価されるのが気になる
・他人が妬ましい
全部、自分と他人を比べてからでてくる内容ですね。笑
自信がない人は、いつも人と比べてしまうんです。自分はこの人より幸せか不幸かを計ってしまうのです。
なぜなら、自分の軸を知らないからなんです。
自分自身で安心感を持てないでいるからなんです。
私の場合は認められたいという欲求が裏側にありました。
後々理解した事ですが、子供の頃から、ありのままの自分を認めてもらえなかった悲しみが、大人になっても感情として残っていたからです。
「承認欲求」という言葉を聞いた事はありますか?簡単に言うと「周りから認められたい欲求」です。
承認欲求はとても厄介で、自信がない人は、この欲求が頻繁にでてきます。いろいろな形で現れます。
私の場合は、欲求を満たすために、人の期待に無理しても応えようとしていました。
人から無理なお願いをされた時などは、頑張って相手のために応えようとしたり、先回りして気を利いた行動を取ったりするところがあります。
自信を持てずにいる人の行動の原動力は「人から認められる事」がベースになっている事が多いのです。
本人が無意識に、人に従う事が正しいと学習してきたため自分の軸が持てず、言われたことをきちんとやるから認められる、これが良い事だと思ってしまうんですね。
条件を満たしてないと好かれない、と思ってしまうんです。いわゆる、なんでもやる優等生タイプです。
人としては、とても良い事ですが、だんだんと疲れてきてしまうんです。
これが無意識なので、なかなか気づけないんです。
今だから言えますが、私の場合は、会社から「あなたは必要ない」とクビにされた時に、私はただ雇われているだけだったのに、それまでは「自分は認められている人間」だと勘違いしていた事に気づいたんです。実は認められてもいなかった。私の変わりはいくらでもいたのです。ですが、そう(勝手な思い違い)があったから仕事ができていたんでしょうね。
「私は必要なかったんだ。私が思っているほど人に必要とされていなかったんだ。」
当時の私にとっては目の前が真っ暗になり、人生が終わったというくらいの事件でした。承認欲求も持っていたからこそとても傷つきましたし、立ち直るのに時間がかかりました。
私の場合は、それくらいの事件に出くわしたからこそやっと気づいたんですが。
それをきっかけに、人から言われた事に従う事しかしてこなかった事がわかりました。自分の頭で考える事をしてこなかったんです。
自信がないという事は、自分の頭で考える事や自分の意思さえもわからなくなっている状態なのかもしれません。
自信がないと起きる事
自信がない時は以下のような状況でした。
・会話に積極的になれない
・恋愛も受け身
・人の期待に応えようとする
・自己主張ができない
・嫌な役回りをやらされる
・人から利用されやすい など
これは何が起きているかというと全て「受け身」だったんです。
私の受け身の姿勢が、このような状況を招いていたんです。
受け身の姿勢は、不幸な状況を引き寄せてしまうんです。
心のしくみを学び驚いた事
それまで私は、何かあると、自分が悪い、自分の能力が低いから魅力がないから・・・
と思い、それでも少しでも変わりたいと、資格をいくつも取得したり、目の前にあるできる事は全て努力してきました。ですが、状況は良くなりませんでした。泣笑
何が問題かがわかっていなかったからです。私自身の心の中の問題に気づいていなかったんです。
そこでようやく自分の心で何が起きているのかを知るために心理学を学び…驚愕の事実(笑)を知りました。
…それは、
自信がない、自分に価値がないと思うのは、私に何か問題があるわけでははく、全て「思い込み」だったという事です。
そのような考え方をする、思考・価値観を持っていたんです。
今まで散々、自分を追い詰めて頑張ってきた事は、全く違う方向への努力だったんです。爆!
その事実を知った時は、「今までの苦しみはなんだったの?」と愕然とした事を覚えています。笑
自信が持てない根底には、私の場合は、先にもご説明した家庭環境などもありますが、あなたも覚えていないような経験が脳の奥の方に記憶されています。
そこで学習した事で価値観ができ、あなたに価値がないと思わせているんです。
大人になった今でも、あなたをネガティブな思考に誘導するんです。
もしあなたが私と同じような環境で、過去の私のように、自信がないとか、自己否定しても大丈夫です。改善できます。
不遇な環境があったにせよ、あなたには価値がありますし、自信を失う必要はないです。
ただ、そう思えない環境にいただけなんです。
次に、私が実践した方法を次にお伝えします。
自分の思い込みに気づく事から
自信がない自分を変えたい。自己肯定感を高めたい。という前に、あなたが思う心の癖に気づく事が最初の作業になります。
あなたは自信がない!と思う瞬間や、なにに対して落ち込むのかを観察しましょう。スマホでも手書きメモ、なんでも良いので、記録します。
自分が何に対して反応するのか、何に対して嫌悪感を持つのか、傾向が見えてきます。
状況の把握
・どういう状況で
・誰といて
・何を言われたか
あなたの心の状態
・どのようにネガティブ感情がでているか
あなたのカラダの反応など
・手から汗がでる
・息苦しい など
これを何回か続けていくと自分を冷静にみる事ができるようになります。
俯瞰して見る
次にその記録を読み返しましょう。
自分が反応するパターン、傾向に気づくはずです。
私の場合は、声が大きい人が話しているだけでカラダがこわばっていました。言い方がキツイ人を前にするとこれも緊張して何も言えなくなっていました。
このような状況を俯瞰してみます。いつもの恐怖に怯えるのではなく、少し違った解釈がでてくる事があります。
・この人の声の大きさは、
私を怖がらせるものではないんだ。
・物言いが怖い人だけど、
他の人にもそうしてるから私だけではなさそう。など
冷静にみてみると、全部が全部ではないかもしれませんが、いつもと違った事が見えてきたり、思い込みに気づきます。
そうは思えない時もありますが、それで大丈夫です。
これが大きな一歩になります。これを続けると、3か月くらいで俯瞰する癖がついてきますので、かなり改善している事を感じます。
何かいつもの通りネガティブに思わせるような事があっても冷静に対応できるようになります。
思い込みだった事を自分に認識させる
客観的に自分を観察できるようになると、以前より、感情に振り回されなくなります。
俯瞰できたと同時に、
・「これは思い込みなんだ。」
・「私の思考がそう思わせているだけなんだ。」
・「私は大丈夫なんだ。」
この順番で自分に言い聞かせてください。
認識させる言葉
↓
認識させる理由
↓
安心する言葉
自分で自分に向かって言うなんて、不思議かもしれませんが、とても効果があります。
人は口から発した言葉を耳で聞きます。すると、脳はそのように反応し始めるんです。
この自分への声掛けを習慣にします。
すると、本当に「大丈夫」と感じられる瞬間がでてくるんです。
という事は、あなたが発する言葉、全てネガティブ発言はしない事です。
自分で言った言葉に対して、脳が反応してしまうからです。
これを継続する事で、心の落ち着きが出てきます。少しずつ、安心感のような感覚がでてきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
幼少期の成長過程で学んだ事は子供の人生を左右してしまう程の思考を形成してしまいます。
同じ人間なのに、自信がある、ない、だけで人生が変わってしまいます。
自分に自信が持てない事は、人間関係、恋愛、仕事、いろいろな事に支障がでてしまいます。
今も、それに苦しんでいる人はたくさんいると思います。
ですが、大人になっても自分で変えていく事ができます。それは自ら気づく事なのです。
深く刷り込まれた価値観は、簡単に変える事はできません。
ですが、私はこの作業を、何度も繰り返していく事で、1年くらいで、ネガティブに出てきてしまう感情を自分でコントロールできるまでになりました。
そこから、自信が少しずつ持てるようになってきました。
この自信は、根拠があるものではありませんが、私が私自身を認めてきた作業、自分を俯瞰してみる事と自分への声掛けの成果としか考えられません。
無理にポジティブになろうとする事もありません。
安心感を感じ始めたら、自然と前向きになるからです。
もしあなたが本気で変わりたい、自信を持ちたいと思っているなら、この方法を試してみてください。
効果がでたら是非、私に教えてくださいね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。