こんにちは。
投稿を見ていただき、ありがとうございます。
あなたは、日頃、心が不安になったり焦ったり、悲しくなったり、心が不安定になる事はありますか?
職場、仕事での人間関係、人とのコミュニケーションは何も問題はありませんか?
問題というのは、
あなた自身の内側からの感情が、上下に大きく揺れて気持ちが辛くなったり、怒りがでてきたりして苦しむ問題です。
もしあなたが、何も問題がなければこの投稿を読む必要はありません。
あなたはインナーチャイルドという呼び名を聞いた事がありますか?
なんとなく聞いたことがあるけど、よく知らない、という人がほとんどだと思います。
ですが、生きづらいと感じている人はインナーチャイルドやアダルトチルドレンという呼び名を耳にした事があるかもしれません。
もしあなたが、日頃、生きづらいと感じていたらインナーチャイルド、アダルトチルドレンのこと知ると、あなたの日頃の感情が揺れ動く意味がわかるかもしれません。
参考になったら嬉しいです。
インナーチャイルドとは
インナーチャイルドとは、あなたの中にいる子供です。「内なる子供」と呼ばれています。
人によってはスピリチュアル的な感じがするかと思います。
スピリチュアルというと、目に見えないものですね。
受け止め方はそれぞれで、スピリチュアルというと壮大な宇宙をイメージする人もいます。
霊感的に思う人もいるかもしれません。
ここでは「自分の内にある感情の事」と考えてください。
インナーチャイルドとは「内なる子供」とお伝えしましたが、大人の中にいる子供と表現されます。
ですが、実際には目に見えません。
簡単に言うと、子供の頃の感情が大人になっても自分の心の中に残っている状態です。
辛い体験をした時の感情が消化されないまま、大人になった状態です。
少なからず、誰の心にも子供の頃の感情はあります。その感情が良いものか、悪いものだったかは、個人の環境によって異なります。
子供の頃体験した時の感情が悪いものだった場合は、アダルトチルドレンの特徴をもった大人になります。
外から見た目ではわかりませんが、大人になっても、子供の頃の未消化の感情が出てくるため、それに苦しめられるのです。
アダルトチルドレンとは
先にもお伝えしたように子供の時の感情が残っているまま大人になります。
アダルトチルドレンの幼少期は、親の虐待や育児放棄、子供にとっては、過酷な生活環境を強いられて成長します。
子供であるのに、子供らしくいられなかったり、親の愛情を感じられなかったり、
本当は愛されたいのに、十分な愛情を受けられなかった幼少期を体験した人がアダルトチルドレンになる傾向があります。
幼少期に、親に甘えられなかった認めてもらえなかったなどの子供の頃の愛されたかった欲求が、そのまま残っていて、大人になっても出てくるのです。
・認めて欲しい
・愛して欲しい
・注目して欲しい…などの欲求です。
そのため、人から良い評価をもらうために、疲弊するほど努力してしまったり、自分を犠牲にして献身的になったり、注意を引くために、わざと問題を起こすなどします。
これらは、子供の頃に十分に心が満たされなかった悲しみのあらわれなのです。
人間関係でも、コミュニケーションできない問題は、
過去のトラウマ体験が、大人になって反射的に、ネガティブな感情を呼び起こしてしまうからなのです。
主には、自分を苦しめる癖があり、自己否定や、自己犠牲をしてまで人に献身的に尽くしたりします。
さもないと
自分は愛されないと思ってしまうのです。
また、親から認められなかった子供は自分には価値がないと思ってしまうので、自己肯定感が低い大人に成長します。
この自己肯定感の低さは、社会にでてから職場での人間関係、恋愛、結婚、親子関係、人との関わり全てにおいて、苦労する事が多くなります。
人間関係がうまくいかない理由は自己肯定感が低いから
自己肯定感が低いと、物事をネガティブに捉えてしまい、ネガティブな感情がでやすくなり、自信がないからこそ、人からも認められたい気持ちを持っています。
ですが、過去のネガティブな感情が残っているために、どこか怖くて、本来の自分をだすことができないのです。
職場での人間関係も困難になると、上司とコミュニケーションが出来ないような事になると、昇給などにも影響します。
奇跡的に良い上司にめぐりあった場合は報われますが、なかなか会えないのが現実です。
過去の私ですが、この様な感じでした。
・人の自分を比べてしまい、自分自身をだせなくなる
・失敗を恐れて何もできなくなる
・人と話せなくなり、会えなくなる。
「私なんて・・・」という、自信のなさから来ています。
本人としては、真面目に仕事をしますが、コミュニケーションに苦手意識があり、周りから認めてもらう事は、本人にとっては難しい事になります。
献身的に仕事をしてるにもかかわらず、アピールも出来ないため、ますます自信を失って疲弊していきます。認められない事で、怒りが湧いたりします。
最悪なのは、自分がコツコツやってきた事を、上司にアピールできないことで、他人に手柄を取られてしまうこともあります。(これは私の過去の話ですが。笑)
自己肯定感は、高い方が好ましいですが、そこまでいかなくとも、心が安定する程度まで自分の心を回復する事が理想です。
インナーチャイルドを癒す
インナーチャイルドを癒す、というと、スピリチュアルな感じがしますが、霊的なものではありません。
癒すといっても、「自分自身の過去の感情と向き合う」という言い方の方が適していると私は考えます。
私が実際に実践したものを3つご紹介します。
1.認知行動療法を自ら行う。
自分自身の思考の癖・歪みを認識して、自ら修正していく方法。 認知行動療法は、自分と向きあうためにとても効果がある療法です。
2.専門のセミナーを受ける。
セミナーやグループワークなどに参加し、同じ境遇だった人との出会いや、学びを深めたり、困難を乗り越えた人の話を聞く事ができます。
3. インナーチャイルドセラピーを受ける。
専門のセラピストに、自分の過去の話を聞いてもらい、無意識に我慢していた感情を解放します。
インナーチャイルドを癒した感想とその後
私が実践した3つの方法は、それぞれ効果がありました。
効果を感じた順にご紹介します。
1.認知行動療法
この方法で、6,7割くらいは回復しました。自分と向き合う事は、最善、最短の治療方法だと思います。先にご紹介した「こころが晴れるノート」などをご活用いただく事をおすすめします。
2.インナーチャイルドセラピー
過去の自分を思い出す事に抵抗がありましたが、その時の自分と向き合い、感情を解放した事で、心のモヤモヤが解消されました。
3.セミナーの参加
セミナーは、自分と同じ悩みを持つ人達と出会えた事、感情が苦しい時の対処法などが聞けたことが良かったです。
アダルトチルドレンは、過去の自分に縛られているために、わけもわからずに出てくるネガティブな感情に苦しんでいる事がほとんどです。
今の私は、自己否定する事がなくなり、ネガティブな発言もなくなりました。
グラフに例えると、自信がマイナスだったところから、ゼロへ、少しプラスへ、私の中で変化しているのがわかります。
以前のようなネガティブな感情は、ほぼ私の中で顔をださなくなりました。
まとめ
インナーチャイルドとアダルトチルドレンの特徴と、私の実践したインナーチャイルドを癒す方法3つをご紹介しました。
アダルトチルドレンという自覚がある人は、子供の頃から過酷な環境から、頑張って生きてきた人達だと思います。
私は自分のネガティブ思考が、本来の性格だと思い諦めていたのですが、実は、私の性格ではなかったのです。
私は、自分で思っているより、もっと明るく、楽しめる人だった事がわかりました。
大人になってからでも、過去の感情と向き合う事で、自分の心を取り戻し、修復する事ができます。
過去の悲しみや憤りなどの感情は、無意識に自分の中で消化されないまま残っていると、それが何なのかわからないまま、突然湧き出てくる感情に振り回され続けてしまうのです。
もし、あなたが苦しんでいたら、最初に認知行動療法をおすすめします。この療法は、自分自身で試す事ができます。
是非試してみてくださいね。
認知行動療法について、もっと具体的なやり方を知りたいという方は、私にお問い合わせくださいね。