最近、こんなふうに感じることありませんか。
「なにもやる気が起きない・・・。」
「とにかく気力がでない。」
50代は更年期の影響もあり、体調も不安定になることは常にあります。
・・・というのは私でなんですが。
50代になって「こんなにやる気がなくなるなんて今までなかったのに」とどうしたものかと悩んでいました。
私は脳の専門家ではありませんが、脳科学の考え方を取り入れ試してみたら少しラクになりました。
50代でやる気が落ちるのは、体力やホルモンの変化のほかに脳の働きも関係しているようなんです。
私と同じような悩みをお持ちの方に、私の体験とあわせて、脳のしくみをベースにした「やる気の出し方」をシェアしますね
ひとつずつご説明しますね。
50代になるとなぜやる気が出なくなるのか
脳にはドーパミンというホルモンがあります。
ドーパミンはなにかを始める時や、感動した時、なにか達成した時などにでますが、これは年齢とともに減少していきます。
やる気がついてこないのはこのホルモンが減っているためです。
また歳を重ねると、「無駄にエネルギーを使わないようしよう」という働きが強くなります。
そのため、何かをはじめることを負担に感じてしまうんです。
結果、後回しにしようとして、やる気が出にくくなってしまうんですね。
まさに私はこの状態でした。
以前はメイクをするのが好きだったのに、なんとなくお化粧する気力が落ちた気がしてたんですね。
今はだいぶ良くなりましたが、脳が省エネモードになってたのかも知れませんね笑
ですが安心してください。
やる気を出す方の脳のしくみもあるのでご説明していきますね。

50代でもやる気を出す方法・具体策(一般的な例)
やる気を出す方法は、一般的にこのようなことを取り入れると脳のやる気スイッチが入ると言われています。
生活リズムを整える
まずは、規則正しい生活をすることが大事です。
朝起きて、朝食をとり、しっかり眠る事で、脳のリズムが整います。
朝起きると体内時計が「起きるぞ!」と反応すると、セロトニン(気分を安定させるホルモン)でて、その次にやる気ホルモン(ドーパミン)も働きやすい状態になります。
しっかり寝て・起きて・光を浴びるだけで“やる気スイッチ”が入ります。
小さなゴールを設定する
小さな目標作り、それを達成していきます。
行動を細かく区切るのがコツだそうです。
脳は「できた!」という成功体験がドーパミンを出します。
大きな目標だと挫折して終わりですが、小さなゴールだと“成功体験の回数”が増えるので、脳は「もっとやろう」と思いやすくなるんです。
1日の中に何度も小さな成功を積み重ねていくと、さらに脳がやる気がでてくるんですね。
私はこれは実践しています。
家のなかを掃除をしようとするととてつもなく負担な気がしてやる気がなくなります。
なので全部やろうとせず、小さい範囲で片付けていくと、次へ次へとお掃除を進めることができます。
これは小さい「できた」を重ねているからなんですね♪
新しい刺激を取り入れる
新しい刺激を取り入れるのも大事です。
学び直しをしたり、いつもと違うことをするとよいです。
脳は「新しい事」が好きなんですね。
初めての経験をすると、報酬系(特に前頭前野と線条体)が刺激されてドーパミンが出やすくなります。
いつもと違う道を歩くだけでも「おやっ」と脳が反応して、刺激がいってワクワクしたりやる気につながるんです。
旅とかが良い例ですよね。旅行にいくと非日常になりますし、知らない土地の景色や言語にふれます。
ワクワクとほどよい緊張があって、意欲的に行動しますよね。
以上が一般的にやる気スイッチを入れる方法の一例ですので、よければ試してみてくださいね☆
50代やる気が出なかった私が試して効果を感じたこと(体験談)
ここからは、実際私がやる気がないときに試してみて、気持ちと体がラクになった方法をご紹介しますね。
「専門的な脳科学」ではないですが、生活に取り入れるヒントみたいに思ってもらえたら嬉しいです。
いくつかありますが、いまのところこんなことを取り入れています。
こんなこと?なんて思いますよね笑
なぜこれをするとラクになったのかを簡単にご説明しますね。
お化粧をする
メイクですが、私の中では結構大事だなと思ってます。
歳も歳だし、あんまり鏡もみたくないな・・というのが正直あります笑
私は本当に気力がでない時は、朝から髪はボサボサで着替えもせず家からでません。
ですが、そのままでいると気持ちが沈んだままで、出かけたくない、食事も作りたくないなど、やる気がもっと削がれていくんですね。
めんどうですがお化粧するだけで、多少は見た目も変わってシャキッとします。
一応買い物くらいは行ける状態にしておくことで、なんとなく気持ちがラクになってます。
自分の見た目は若い時と違いますし、鏡をみるとがっかりしてしまうこともありますが(笑)
いつも出動できるくらいにしておくと、やる気の出ない環境から自分を遠ざけられているように感じています。
少し頑張って体を動かす
本当にやる気がない時って、家の中ですこし歩くのも嫌ですよね。私はそうなんですが笑
体がだるくって、ほんっとうにつらいお年頃。
ですが、ちょっと頑張ってカラダを動かすことを心がけてます。
運動するというとあれもやってこれもやってって考えると、嵩高いじゃないですか。
私は運動を指導してますが、ゴリゴリに鍛えたから良いとは思っていませんし、スポーツジムに行ってガッツリやりたいタイプではありません。
カラダが健康的に機能すれば良いと思ってるので、とても負荷のかかる運動は必要ないと思っています。
私が取り入れてる運動は、ゆっくりのスクワットとピラティスです。
スクワットする目的は、大きな筋肉を動かすこと。特に太ももやおしり周りですね。
ゆっくりとスクワットするのはとても安全ですし、しっかりと筋肉を使います。
血流がよくなり、脚とおしり筋肉のハリ感を感じます。それが心地よいんですよね。
また、ピラティスは背骨を動かすエクササイズなので、姿勢がよくなります。
姿勢がよくなるとデコルテがきれいにみえて、全体の見た目がかわるんですよね。それだけで気分がアップします。
自分の見た目って、自分自身のメンタルに影響すると思うので、自分のできる範囲で良い状態でいるようこころがけています。
そしてどちらも良いところは、血流がよくなって目がパッと覚めるんです。頭まで血が巡ってくれるんですね。
運動はそういう意味でも大事だと感じています。
あえて予定を入れない
以前は、休みの日は友達とあったり約束をしていました。
普段は仕事がない日は、人とあったり買い物をしたりしていたんですが、いつも疲れてたんですね。
スケジュールを振り返ると何もしていない日がなかったんですね。
少し前まではそれで大丈夫だったんですが、疲れすぎていて友達とのおしゃべりを楽しめないことに気づいたんです。
自分では元気だと思ってても、脳は疲労していたようです。
なので、予定は入れずになるべくなにもしない日をつくり、しっかり休むことにしました。
つい誘われると断れなくなっちゃいますよね。
でもそこは自分の時間としてスケジュールにメリハリをつけたら、気持ちもカラダもラクになりました。
私の場合は、「お化粧する」「運動する」「予定をいれない」みたいなことが自分の中でやってみて良い効果をかんじています。
それに、脳は反応してくれたのか「やる気いっぱい!さて、なにやろう!?」までのテンションにはいかなくても、「まぁなんとかやれそう」という感じになっています。
こんな感じなんですが、以前のやる気がなさすぎる状態より今は心地よいと思っています。

まとめ
50代のやる気を出す方法をご紹介しました。
50代になると、どうしても「やる気がでない」と感じてきます。
それは、脳のしくみとホルモンが減少している影響なんですよね。
脳科学では、規則正しい生活、小さいゴールを決める、何か学びはじめて脳に刺激を与えるのも効果があると思います。
私の場合は、いつも自分が心地よくいるようにすると、脳は反応して「ほどほどのやる気」を出してくれるようです。
なので今は、「基本は無理しない。頑張れてもほどほどに」しています。
50代のやる気が出ない理由は、ホルモンの減少だけでなく、日頃無理していることが原因かもしれません。
まずは、自分の心地良いことを探してみるのも良いかもしれませんね。
私がご紹介したのは一例ですので、良ければいろいろ試してみてくださいね。
また、脳は「言葉」にもとても影響をうけます。
自分への声がけや潜在意識の使い方でも、「やる気」を引き出すことができるんです。
そのあたりはまた別の記事でシェアしますね。